皮脂のサイズの差

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つる:

スキンソープ・シモン
「しっかり落とすべき汚れを落として、しっかり守るべき皮膚を護る」
っていう効果の適切さって不思議ですね。
今まで市販の石けんにこういうのがなかったっていうのは、
いかに丁度良いよう作るのが難しいかということだと思うんですが・・・

きさ:

皮脂分子の大きさによって向き不向きがあるなんて、
気にもしてないのと違うかなぁ?

Ge3が調べたところ、普通の石けんは象とかクジラ用みたい。
ウルトラマンみたいな大きさの人用が多くて・・・もしくはクルマ用やね。
金たわしで擦っても、痛くも痒くもない動物用。

石けんには小型動物用、人間用、大型動物用みたいに
その大きさによって適性があるらしい。
皮脂のサイズが違うんやと思う。

「自分が何に対して最適な石けんを作っているか?」
そういうことを考えて作ってる石けん屋さんが
今までなかったんじゃないかな?

つる:

そういう考え方は初めて聞きますよね。

きさ:

水の分子構造・・・クラスタは小さいねん。
だからいろんなところに入り込むやろ?
それに比べたら、皮脂の、脂肪のクラスタは大きい。
しかも、動物によってサイズが違う。
これは今まで思いもしなかった盲点やと思う。
良い石けんを作ろうとみんな頑張ってると思うけど、
そういう切り口で材料や作り方を選択してるところはないのと違う?

つる:

良い石けんを作ろうとして、みなさんいろんなものを入れたり、
いろんな加工の仕方をしたりしてるけど・・・
確かに、新しい切り口だと思います。

きさ:

うちの石けんは、シモン石けん(販売終了)も、スキンソープ・シモンも、
あくまでも人間用のレシピで作ってるからね。
カーシモン
(販売終了)は大型動物用だし。
シモン石けんやスキンソープ・シモンでうちの猫を洗ってても逃げなかったよ(笑)

つる:

なんと!(笑)

きさ:

動物はそういうところに敏感で、痛かったり刺激があったりすると逃げ出してしまう。
我慢したり「そういうもんだから」って
理屈で感覚を押さえ込んだりしないからな(苦笑)

つる:

物凄く素直ですよね(笑)
普通の石けんだと、なんか嫌な刺激があるんでしょうね〜。
それで嫌なモノからは逃げ出しちゃう・・・
ヒリヒリしたりチクチクしたり、逆にべっとりして変な感じで気持ちよくないとか。
私でも使うの止めちゃいます。
それは肌が弱いからかな?

肌の強い人にはわからないことが多いみたいで、
「これチクチクして嫌」って言っても理解されないんですよね。
そりゃあ感じないものはないのと同じ。
わかんないでしょうねぇ。
「他の人は肌が強いんだなぁ・・・いいなぁ〜」と思っていましたが、
私が感じてた感覚も間違いではない情報だったんですね。

きさ:

うん。
スキンソープ・シモンは、対象を100kg以下の生き物・・・つまり人間用に絞ってる。
何が違うかっていうと、脂肪の大きさが違う。
脂肪分子の連結具合が違うよ。

つる:

脂肪のサイズ・・・それは皮脂とかが分泌する脂肪のことですよね。

きさ:

うん。つまりどういうことかっていうと、
やっぱり大きい動物は脂肪分子の連結が大きいし、
小さい動物は脂肪分子の連結が小さい。
それを適度に落とす。
パズルのピースみたいに、落とすモノと落とされるモノが丁度合うねん。

つる:

もう必要のない老廃物である皮脂は落とした方が良いし、
まだ必要な皮膚を保護する皮脂は落とさずに守る方が良い。
スキンソープ・シモンは、人間用レシピだから、人間の脂肪分子に丁度合った洗浄力。

きさ:

そう。
例えば、大きくて丈夫なら、金タワシみたいな洗浄力で擦っても傷つかないわけ。
金タワシくらい強いので擦らないと、その汚れは落ちないし。
でも、小さくてか弱いなら、金タワシみたいな洗浄力で擦ったら、
傷だらけになってしまうやろ?
汚れと一緒に必要なモノまでこそげ落としてしまう。

きさ:

人間用のスキンソープ・シモンは、ホホバ油が膜を作って肌を護ってる。
脂肪分子のサイズは大きいけど、
ホホバは1分子の大きさで膜を作ってるから、しっかり護れるみたい。

つる:

こんなに贅沢にホホバを入れた石けんは珍しいですよね。

きさ:

うん。たぁ〜っぷりホホバ入れた石けんを作るのは難しいみたい。

つる:

難しいんですか?

きさ:

難しい。石けんの形に固まりにくいからね。
ホホバ油はけん化しにくいみたい。
酸化もしにくい。
ミイラに使われているくらい腐らないオイルやねん。
つまり、分子構造的にも安定したオイルってこと。

つる:

ごま油より?

きさ:

もう、全然違う!
ごま油より安定してるよ。
何でごま油?

つる:

台所に置いてあるオイルの中で・・・って思い浮かべたら(苦笑)

きさ:

それも酸化するやろ?

つる:

はい。封空けて暫く置いてると、匂いが変わってきます・・・

きさ:

ちなみに、目玉焼きとかにはヒマワリオイルがいいよ。
カリッと焼けるから焼き物に最適。
サラダにはオリーブ油がいいね。

つる:

私もヒマワリオイルで焼いた目玉焼きの裏とか縁とか、
めっちゃカリカリッ♪としてるとこは美味しくて好きです(^^)
そういえば、セミナーでどなたか、
「新鮮でいいオリーブオイルで卵焼きを作ると、スキンソープ・シモンの匂いがするよ」
っておっしゃってましたね。

きさ:

そらもう、うちで作ってるシモン石けんシリーズは、
ストレスフリーのオリーブオイルがメインの材料やからね。

つる:

スキンソープ・シモンの良い香りは、オリーブオイルの香りだけじゃなくて、
なんだかフローラルな香りがしますよね。
柑橘系?みたいな。

きさ:

うん、するねぇ。

つる:

あの香りを嗅いだ時、遠いところで金木犀の花の香りに似ているような気がしたので、
金木犀の木とオリーブの木を調べてみたら・・・

【オリーブ】
界:植物界 Plantae
門:被子植物門 Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
目:ゴマノハグサ目 Scrophulariales
科:モクセイ科 Oleaceae
属:オリーブ属 Olea

【金木犀】
界:植物界 Plantae
門:被子植物門 Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
目:ゴマノハグサ目 Scrophulariales
科:モクセイ科 Oleaceae
属:モクセイ属 Osmanthus
種:ギンモクセイ O. fragrans
変種:キンモクセイ O. f. var.

ほら、ゴマノハグサ目のモクセイ科のところまで同じなんですよ。
だから、遠いところで似たような香りがするのかなぁと・・・

きさ:

そういうこともあるやろうね。

つる:

おもしろいですねぇ。
なんていうか、当然といえば当然なんですが、不思議に思える物事でも、
その訳がどんどん分かってくるのがとってもおもしろいです。
オーラトリートメントの本当の理由も然り、
汚れを落とすには汚れの分子構造のサイズ差で適性が変わってくるってことも・・・

きさ:

洗剤も石けんも、汚れを落とすモノとしては物凄く研究されてると思うけど、
Ge3は研究をぶっとばして”上”に尋ねてるからなぁ(苦笑)

つる:

尋ねる質問を作るだけの情報量と切り口が必要ですけれどもね(苦笑)

(終)

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