きさ:
「発信すること」の意味がきのう突然降りてきてね。
今までは、情報を発信することは「よいしょ」に関係するっていう話をしてたやん。
その意味も確かにあるけどそれだけじゃなくて、発信っていうのは、必要な情報を選別するという目的がメインみたい。
なゆ:
情報を発信することで、発信者自身が得た情報を選別できるということですか?
きさ:
そう。
得られる情報の全てが必要なものとは限らないやんか。
中には屑みたいな情報もあるよね。
それらをふるいにかける事に、有効みたい。
恐らくエネルギーも、無駄なエネルギーが取り込まれなくなるらしいね。
米を脱穀して籾と藁くずを分ける時に、ざるみたいなもので揺すりながらフーフーしたら、藁くずが飛んでいくやん。
あんな感じやね。
なゆ:
情報を集めて、整理して、発信する。
その過程で、不要な情報やエネルギーが削ぎ落とされるんですかね。
きさ:
発信というのは、いらないものを吹き飛ばす力がある。
よいしょにもなるけど、その比重は少ないみたい。
例えば高級なつげ櫛で髪を梳かすと、汚れがどんどん取れて、縺れた毛も真っ直ぐになるやろ?
あんな感じで、情報もエネルギーもふるいにかけてるんやろうね。
なゆ:
そうして洗練された情報を発信することで、それを見たり聞いたりした人も正しい情報を取り込めて、良い循環が出来上がっていきますね。
きさ:
だから、みんな積極的に情報を発信した方がいいと思うな。