頷きと記憶の関係

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きさ:

人と話をする時は、聞き手側は頷くことが大事やね。
頷くことで話の内容がスコンと頭に入るみたい。
だから話し手側はダラダラと喋るのではなく、「わかりましたか?」って時々問いかけるのは有効やと思うね。
強制的でもとにかく頷けばその時の記憶が頭に入るから、頷くという動作はすごく重要やと思う。

なゆ:

本人が納得してなくても、とりあえず頭を「うん」ってやって頷かせておけば、それでオッケーってことですか?

きさ:

そう。理解してなくても覚えるからね。
どういう仕組みなのかよくわからないけど、とにかく頭に入るみたい。
文章においては、句読点が同じ意味を持つね。
適当な場所に句読点を打つことが大事。

なゆ:

きささんと話してる時に「わかる?」ってよく聞かれるのは、そういうことだったんですね。

きさ:

そうやね。僕は意識して聞いてる。

なゆ:

私は人と喋る時に相槌をいっぱい打っちゃうんですけど、ある意味得かもしれないですね(笑)

きさ:

得だと思うよ。
相手に頷かせるというのは、子供と話す時は特に大事やと思うな。
例えばどこかに遊びに行ったり、レストランに行った時に「おいしかった?」って聞くのは、ものすごく大事よ。
子供が「おいしかった」って返事をしたら、それは「おいしかった記憶」として残るからね。
これは教育にも応用した方が絶対早いと思う。
そうしたら、一から十までノートを取らなくても済むよね。

なゆ:

勉強もそうですけど、おいしいという記憶とかにも関わってくるのなら、長い目で見たら人間性みたいな部分にまで影響がありそうですね。

きさ:

影響してくると思うよ。

なゆ:

大きくなった時にそういう記憶がたくさんあるかどうかって、全然違うと思うんですよ。

きさ:

親子関係の作り方も変わってくるかもしれんね。
例えば、動物園でキリンを見て「デカいなー!」って言って頷かせたり、釣りに連れていって「でかいの釣れた」「小さかったね、残念やな」って言って頷かせたら、記憶に残るからね。
料理を作ってる時に「すごいね」って言ったり、ちゃんと頷かせて記憶させてたら、全部覚えてるから。
そうやって、ひとつひとつ記憶してもらってたら、親子関係の深まりが違ってくると思う。
でもそうしたら、二十歳くらいになったら頭の中がパンパンになってるかもしれんね(笑)
まぁ、記憶が多い方がラッキーだとは思うけどな。
子育てとかもみんな記憶に残ってたら、年を取ってから喋ることも増えると思うよ。

なゆ:

そう考えていくと、親子関係だけでなく、他人との関係性にも影響していきそうですね。

きさ:

日本の鉄道で、よく指を差して頷いてるでしょ?
あれは、指差呼称っていうセオリーなんやけど、効くと思うね。
うろ覚えに記憶するんじゃなくて、ちゃんと確認して記憶するっていうことで、有効なんやろうな。
信号を守ってちゃんとスピードも確認したっていうことを自分に記憶させるから、運行時間のずれが少ないことにも影響してるのと違うかな?

なゆ:

バスでも運転手さんがやってるのを見たことあります。

きさ:

そういう教育を受けてるんやろうな。
ジェット機で整備する人なんかも多分やってると思う。
コックを閉めたかどうかとか、指を差して確認してると思うよ。
自衛隊もやってるね。
海軍もやってるのと違うかな?

なゆ:

そうした方が頭に入るっていうのをきっとわかってるんですよね。

きさ:

その方が有効だとわかってるんやろうな。

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