武兎は叩いても痛くない?

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きさ:

マイナスの波が頻繁に来たり、しばらくなかったり、繰り返してるね。

つる:

個人用結界の武兎で身を守っていますが、それでも休眠しちゃいますよね。
そうしたら、叩いて起こさないと。

きさ:

うん。
「休眠しないような強い結界を作れないんですか?」って質問されるけど、
もっと凄い効果のモノを作ろうとしたら、もの凄い高価になってしまう。
そうしたら手に入れられないやろ?

つる:

確かに。
身を守る為に作ってるのに、手に入れられないモノなら、ウチが作る意味ないですね。
今の武兎と超結界もかなり凄いっていうか、ありえないモノですしね。

きさ:

持ち歩ける結界だからね。
神社持ち歩いてるみたいなモンよ(笑)

つる:

やっぱすごいんだ(笑)
武兎にとっての起動ボタンは、叩くことですよね。
PCをシャットダウンしたり起動させたりするには、ボタンをポチッと押しますよね。
この丸いトコが起動ボタンだって認識してると、
みんな遠慮なくポチッと押すじゃないですか。
でも「武兎は頑張って守ってくれてるのに、叩くのはかわいそうじゃない?」
って意見がよくあるんですが・・・

きさ:

きちんと叩かないと、再起動しないよ。
その「かわいそう」って思う、
日本的なモノを擬人化する感覚っていうのは、あったほうがいい。
モノを大事に扱う精神は大事にしたいね。

つる:

モノを大事に扱うのはいいんだけど、
モノを人間扱いするのは違うっていうことですよね。

きさ:

そう。

つる:

「叩いて起動させるのに武兎は痛いかな?」と心配しなくてもいい?

きさ:

しないとアカンことは、しないとアカンよ。
起動・再起動するには、叩かないとアカン。
粗相した猫は叩かないとアカンやろ?
穏やかに「しっこしたらアカンよ」なんて言ってても、話が通じる相手じゃないから。

つる:

無理ですね(苦笑)

きさ:

その辺がこんがらがってると思う。
武兎が休眠したときは、粗相したわけじゃないけど、
つまり頑張って戦って、無理だったから休眠した。
その休眠から起こすには
叩くことが必要やねん。

つる:

人間の感覚でいうと、悪いことをしたら叩きますよね。
でも、頑張って頑張って、その挙げ句休眠したのに、
叩くなんて武兎がかわいそうって思っちゃうんですよね。

きさ:

そこや!問題は!!
「悪いことをしたら叩く」と思ってるのが間違いやねん。

つる:

あ〜、「起動する意味で叩く」っていう。

きさ:

そう。意味が違う。
そんなこと言ったら、”上”からメッセージが来たら痛がる我々は何やねん。
かわいそうやんか(笑)

つる:

(爆笑)

きさ:

そういう意味で”上”にいっぺん文句言って見たらいい。
痛いし、ひきつるし、もう大変やで。

つる:

きささん、やってみたことあるんですか?

きさ:

ある。何回も「痛いやんか!」って言ってる(苦笑)
でも大変。すごいよ。
いっぺんやってみ?(爆笑)

つる:

遠慮します!!(爆笑)

つる:

超結界や武兎は、頭がありますよね。

きさ:

つるちゃんも擬人化してるね。
頭があると思ってる。
超結界や武兎には、プログラムが入ってるねん。

つる:

きささんの言う頭は、プログラムの頭ですか?

きさ:

考えるところやな。

つる:

「徒党を組んだマイナスは意思を持ち出す」っていう話で、
きささんが話した頭と、私達の思う頭とは違うってことですか?

きさ:

同じ。

つる:

私が考える頭って、何かをしようと考えるところだと思ってるんですけど、
つまりそこを「プログラム」と呼ぶのかなと思っているんですが、
超結界や武兎はそういうところがある?

きさ:

ある。

つる:

それじゃあ、叩かれて「痛い」とか感じるところは、
超結界や武兎のプログラムに入っていますか?

きさ:

入ってない。

つる:

だから叩いても大丈夫?

きさ:

「痛くないから大丈夫」とも言ってないよ(苦笑)

つる:

そこですねぇ(苦笑)

きさ:

そこや。武兎とかに痛みを感じる機能はもともと入れてない。
でも、武兎を叩いたら「かわいそうやね」と僕らが思う気持ちがあるやろ?
それは大事にしたいねん。気持ちをね。

つる:

「大事に使おう」っていう気持ちですか?

きさ:

そう。

つる:

武兎は叩いても「起動」として感じるってことは、
私達が武兎を叩いて再起動させる時、痛くないから叩いてもいいんじゃなくて、
起動するって意味で叩いてもいいってことですか?
どういう意味を持たせているか、つまりどういう気持ちでいるか、
私達がどういう意味で使うかが物凄く重要なんですね。

きさ:

そう。

「線引きはあるか?」に続く)

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