騙されているかどうかわかる?

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「アンカーが大事」の続き)

きさ:

BBSで前に「霊感のある人」に関しての書き込みがあったけど、
あれでわかった?通じた?

つる:

はい。少なくとも私には。

きさ:

悪い意味じゃなくてね、霊能者の人は病気だと思ってるねん。
本当なら頭が頭蓋骨で全部塞がってるとしたら、
それのどこかが割れてるから「見える」「聞こえる」。
つまり欠損があると僕は思ってる

修行か何かでそれができるようになった人・・・
修行僧の人とかは、辻褄が合うことと合わないことが分かると思うけど、
修行もしてないのにそれができる人には、
「誰が」「聞かせて」「見せてる」のか、わからない。
見分けがつかないと思う。
そうしたら、騙されてるかどうかもわからないやん。

つる:

(頷)

きさ:

霊能者の人達の多くは、その才能を使って、
いろんなモノが見えて、いろんなことをするんよね。
憑きモノを祓ったりとか。
でも、いろんなことをしてるうちに汚れてくる。
汚れてくるのは分かるけど、その汚れを自分で取ることはできない。
僕は、憑いたモノが取れるんだったら、その汚れも取れると思うけど、
どうも取れる人が少ないみたいやね。

僕たちがフウチをずっとやってた連中・・・10人や20人いたけど、
そいつらは平気でフウチを使って、ついた汚れを取ってた。
でも、霊能力者の人達は、大枚はたいて年に何回か飛行機に乗って、
わざわざ汚れを取りに行く。
僕らが「なんでそんな遠いところに行くの?取れるで、ホラ」
って目の前で取ってみせたら、びっくりするよ。
そのびっくりするのが、霊能者の人達だと思う。
全然武装してないわけ。
本人に悪意があるなし別にして、欠損だと思う。
そういう意味では、とても「見えてヨカッタね」なんて言えない。

つる:

よく「幸いなことに、見えなくてよかったね」って、きささん、言ってはりますね。

きさ:

うん。「見えていいね」なんて言う人おるけど、
何が見えてるかもわからないし、どこに繋がってるかもわからないし、
言うことを聞く必要ないし、羨ましがる必要もないと思うけどね。

つる:

悩まされてる人が多いから、そういう人は防御した方がいいですね。

きさ:

そう。見えても、感じても、そこが壊れてるか、弱いってことだから。
弱いってことは、守らないと。

つる:

「アンカーをしっかり置く」ということを念頭に置いてると、
そういうことに惑わされるのが少なくなりそうですね。
騙されそうになっても気づけるような気がします。
いわゆる「スピリチュアル」を熱心にやっている人は、
そういったところで惑わされてしまう人が多いと思います。
「感じる」「見える」が故に。
そして性善説で世界を認識しているが故に。

きさ:

自分が善く在れば、自分に語りかける見えない存在も、
無条件に善いものだと思っちゃいがちな人、多いね。
そう都合のいいことばっかりでもない(苦笑)

つる:

愛が溢れているが故に。
自らを善い存在で、愛溢れる存在である。
それは良いんですけどね・・・

きさ:

隙があるんやろうな。

つる:

愛が溢れてるセックスでも、性感染症はきちんと感染する・・・
みたいなもんでしょうか(苦笑)

きさ:

(爆笑)

つる:

私は、社会的に括られる「スピリチュアル関係のこと」は、
存在するとは思ってるんです。
よくわからないけど。

きさ:

最近の人はそんな感じやね。

つる:

特に若い人はそんな感じですね。
ここ10年くらいで受け入れる間口が広くなった感じがしますね。
実際、いろいろ体感として感じてることとかも含めて、後から総合して見てみると、
「ああ、在るんじゃないかなぁ」「在るとして考えた方が辻褄が合うなぁ」って。
でも、私は、スピリチュアル関係の人にありがちな曖昧さは嫌いなんです。
愛に溢れたスピリチュアルなヒーラーさんが、
私の手を取ってじっと瞳の奥を見つめて・・・
「ね?わかるでしょ?」って言われても・・・わからん。

きさ:

(苦笑)

つる:

いや、意地悪じゃなくてね!
わかりたくても、ホンマにわからんの(笑)
「それは何で?」「どうして分かるの?」「誰がそれを言ってるの?」
っていうことをハッキリ知りたいんです。
その情報を自分で判断するのはそれからですよね。

きさ:

誰から訊いたかも分からない情報を鵜呑みにするのは危険やな。

つる:

「わかる」って実感する感度も人それぞれでしょうし、
私も感度が良い方かどうかも分からない。
貴方が分かったからって、私も分かるとは限らない。
最近よく来てるエネルギーの波も、私の場合は「来たのが分かる」っていうよりは、
「自分のエネルギーがなくなってヘロヘロになってしまったので、
調べると、来たことがわかる」ですもん。

きさ:

暢気やな。僕もそうやけど(笑)

つる:

(苦笑)
体感できても、できなくても、
「そこで何が起きてるの?それはどうして?」というのが知りたいんですよね。
そうしたら感度なんて関係ないじゃないですか。
放射線がどれだけ身体に入ったかとか、体感できます?
体感できないけど、危ないって分かってるから、
避けたり、浴びないようにしたり、いろんな対策がとれるのと同じで、
「見えないこと」でも仕組みや構造や対策が分かったら、
知らないよりはなんとかなるような気がするんですよね。
たくさん知りたいので、たくさん訊きたいんです。

きさ:

でも、放射線関連のことを幼稚園児に訊いても意味がないからね。
専門家に、ちゃんとわかってる人に訊かないと。

つる:

それ大事!そういう大事な・・・アンカーを押さえた情報であるってことが、
きささんが何百万回言ってきたみたいに、超!大事。

きさ:

もう口にタコができるくらい言ってるけどな(苦笑)

つる:

(苦笑)
そういう信頼に足る情報を少しずつでも集めていくことで、
実際に見えないけれどそこに在ることなら、
自然界の法則みたいなものが見えてくるじゃないかな、と
きささんと話してて思うんですよ。
ある種の整合性ですね。
観察して、分析して、実験すると見えてくるモノがあります。

だから、ミクロな情報をかき集めて、
マクロな視点でもってそういったことを見ていけたら、
世界の端っこがほんのちょっと広がるんじゃないか、
それが私達が暮らしたりする中で何かの役に立つんじゃないかって思うんですよ。
それこそ、どの醤油が美味しいかから、どの車が素晴らしいか、
楽しみながら充実したLifeを生きていく方法まで。
現在の科学のちょっと先にあるモノみたいなものがそこにあるような気がして。

だから、何よりもまず、そういったことに気づいたり感じたり考えたりする
「考えるチカラ」を、見えないモノに邪魔されないよう守りたいですね。
守らないと。

きさ:

うん。自分で考えるってことが一番大事だと思う。
どこからどんな情報を得ても、最終的に判断するのは自分やで。

つる:

自分で考えられる状態でいることが大事ですね。

きさ:

ほんまにそう思うわ。
こういうことをもうちょっと醸熟させておいて、そういう話をセミナーでもしたいしね。

つる:

醸熟ですか(笑)

きさ:

ウン(笑)

(終)

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