つる:
武兎の質問で、
「自分は凄く効果が感じられる。
持ってみて凄くよかったので、パートナーや家族に買ってあげたいのですが、
それでも効果を発揮することはできますか?」
という質問がありましたが、効果は発揮できますよね?
きさ:
できるよ。
ただ、本人が望まないのなら、意味ないよ。
つる:
それはなんでですか?
本人が望もうが望むまいが、武兎が効果を発揮できるんだったら、
「とりあえず」でも武兎を持つことで身を守れるなら、
それに越したことはないと思うんですけど。
これだけの効果が実感できる人なら、やっぱり家族や大切な人も守りたいので、
持ってもらいたくなっちゃうと思うんです。
かくいう私も、大事な人達・・・実家の家族に持ってもらいたいけど、
理解はされないやろうなぁ・・・どうしようかなぁ・・・
って考えてるところですけど。
きさ:
「本人が望まなくても効果がある」ってとこがネックなんだけど・・・
う〜んとね、結界って、どこでもドアみたいなモンやねん。
結界は物理的効果じゃないやろ?
つる:
ど、どこでもドア?
・・・はい。物理的効果ではないですね。
きさ:
どこでもドアって、ドアノブを握ってガチャッてする時、
望む場所をイメージしてドアを開くやろ?
だから、望む場所に繋がって、開くわけ。
そのアンカーは本人、つまり、武兎のオーナー本人。
本人が望んでないってことは、アンカーが不安定やねん。
望んでいる場所にアンカーを置いてないと、どこに繋がるかわからない。
どこに繋がるかは、僕にもさっぱりわからない。
変なトコに繋いで、ドアを開いちゃったとしたら、
そこから変なモンを結界の中に迎え入れちゃうことになる。
だから、本人が望まないことはやめといたほうがいい。
きさ:
わかりやすくPCで例えると、PCの画面上に一つのウィンドウを開いて、
それでインターネットして、読みたいGe3のBlog記事を読む。
それが本来の望むこと。
だけど、変なアンカーを置くと、
その上からもう一つ必要ないウィンドウが勝手に開いて、
ウイルスソフトがどんどん勝手にDLされちゃうようなもん。
上から開いた別のウィンドウに、もともとあったウィンドウが隠されてしまううえに、
安全かどうかもわからない変なサイトに飛んじゃうことに近いな。
読みたい記事が読めないのはもとより、
PCはウイルスで侵されちゃうし・・・みたいな感じ。
つる:
おお、なんとなくわかってきました。
きさ:
アンカーがないってことは、隙があるってことやねん。
そこから何が入ってくるかわからない。
せっかく結界を張ってるのだから、隙は作らない方がいいよ。
マイナスが自由に行き来するような風穴は作らない方がいい。
彼らはそういう行き来できるどこでもドアを・・・隙を欲しがってるねん。
狙ってるからね。
だから、本人が望まないのに持たせるってことは、できたらしないほうがいい。
つる:
そうですか・・・なるほど。
「自分で買う」あるいは「武兎欲しいんだけど、お父ちゃん買って」と
お願いするのはアリで、
「とにかくいいから、武兎持っておき!」って、
本人が望まないのに持たせるのはナシということですか?
きさ:
うん。
必ずそうなるわけではないけど、利用される場合があるから。
それは買い与えた者の想いで変わっちゃうから。
つる:
せっかく良かれと思ってお父ちゃんが武兎を買ってあげても、
子どもが変な方向を向いてそれを使うと、変な方向のドアが開いちゃう?
きさ:
そう。
あんまりこういう話に興味ない人とかに、
そういう要素を持たせるのはどうかと思うな。
「どこでもドアのどこでもドア」になっちゃうからね。
そんなことしたら、どこ行くかわからないようになるやろ?
つる:
なんか、合わせ鏡の無限ループみたいなイメージですが(苦笑)
きさ:
うん。
結界って、物理的な作用じゃなくて、プログラム的な作用だから、
予想つかないことになりやすい。
注意したほうがいいと思うな。
(「アンカーが大事」に続く)