(「人間に良いエネルギー:1」の続き)
きさ:
何故こねくりまわすのか?っていうと、便利だから。
常にこねくりまわして、便利な方向に行ってる。
最終的にどうしてほしいかっていうと、こねくる前の状態がいいわけだけど、
世の中が原始時代になるのは、僕は反対やねん。
世の中は便利なままであってほしい。
「質が悪い、且つ、便利」ではなく、「質が良く、且つ、便利」でないと困るよね。
何かを犠牲にした便利さは、ちょっと違うんじゃないかな。
そんな話をこれから始終していきたい。
つる:
それは、原子力発電の話でもある程度の人達はピンとくるじゃないですか?
きさ:
2割の人達はね。
どうにかなってしまってからでないと、みんなわからないと思う。
「便利さ=何かが消えていった」「消えたモノは何?」
っていうのは、折につけ言っていったほうがいいやろうね。
「あ、コレも便利さを取ったが故に消えていったモノなんや」って。
昔のほうが遙かに美味しいモノを食べてたと思う。
よくあるのが、未開というか、そういう地区がまだあるのかどうか知らないけど、
そういうところに住んでいる人達・・・まあ言ったら、部族やね。
あと大昔の人達は、「食べ物がそんなになかったのと違うか?」
「不便だったやろうな」っていう想像はつくけど、
およそ我々の想像できるものとは違う、美味しくて面白い世界があったんやろうな。
つる:
違う満足があった、と。
きさ:
うん。素材的にも美味しいし、調理方法も画期的に美味しいのに、
この画期的っていうのが、我々が失ってしまったモノと違うかな?
つる:
そう思います。
人間にとって適性のあるエネルギーGe3値【調理器具】
対策なし | 雷智3・超結界機器用 | 昇氣 | |
木 | 123 | 126 | |
石炭 | 123 | 126 | |
石油 | 121 | 126 | |
ガス | 121 | 126 | |
電気ヒーター(カーボン) | 118 | 125 | |
電気IH | 114 | 125 | |
電気 電子レンジ | 112 | 125 | |
電気 スチームレンジ | 114 | 125 |
きさ:
「そもそも料理に向く熱源は何?」っていう話に戻ってみると、
電気よりはガスのほうが近いわけ。
それで、さっきの「ガスレンジのこねくりと電子レンジのこねくりは違う」
っていう話に関連してくるねん。
だから、もし雷智3や超結界機器用を付けるんだったら、
ガス管に付けて調理したほうがいいよ。
例えば、ヒーポン式電子レンジがあったとしたら、それは使わないほうがいい。
お風呂の釜も、ガス釜のほうが近い。
電気風呂釜よりガス釜のほうがこねくりが少ないねん。
ガスより炭火のほうがさらに少ないし、
炭火よりもコークスのほうがもっと少ない。
つる:
コークスっていうのは?
きさ:
炭火の粉みたいなのを純粋培養したようなやつ。
つる:
ほほ〜。
それで言うと、コークスより炭火のほうがよさそうな気がしますけど、違うんですね。
きさ:
違うみたい。
樹に育ってるっていうこねくりが入ってるからやろうな。
つる:
そもそも火っていうのは、地面の中の奥の方のマグマ的なところのモノ・・・
っていうのとはまた違うんですか?
きさ:
当然、火が持ってるモンにはマグマ的なモノもあるし、
火っていうモノもあるし、火そのものにいろんなモノが乗って来るからね。
でも、僕らが必要とする調理においては、
樹を燃やして作る火や、炭によって起こす火よりも、
コークスっていうのを燃やして作る火のほうがええねん。
つる:
素ってことなんでしょうか?
きさ:
う〜ん・・・素かどうか?って言われたら、答えられないな。
我々が欲する「料理に期待するエネルギー」としては、
コークスのほうが近いってことは言えるけど。
ロケットエネルギーになると、また別の話になってくるな。
どれがいいか、何がロケットに適してるかをひとつずつ並べていけるわな。
最近わかったのは、電気を使った調理器具を使うより、
ガスを使った調理器具に工夫するほうが、段違いに効率がいいってこと。
雷智3とか昇氣とか超結界機器用を着けたなら、より効くよ。
つる:
「ああ!それ知ってる、感じてる。なんでかはわからなかったけど」
っていうお話ですねぇ。
(終)