(「試す人:1」の続き)
きさ:
もうひとつの「試す人」っていうのは、全然違う意味で、
僕が”上”からの話を「こんなふうに出てきたよ」って説明するでしょ。
そうしたら「こんな時はどうなるのかな?」「あんな時はどうなるのかな?」
っていうように、色々な設定を変えた質問をしてくる人のこと。
これは”上”を試すことになるわけ。
僕はそれについて、これまで強く言ってなかったけど、
”上”を試すような質問をする人には、今はかなり厳しく言ってるわけ。
「そんな訊き方してたら、今後、何も答えてくれなくなるよ!」ってね。
「それでもいいなら訊いてあげるけど」って言ったら、怖がって訊かなくなる。
いらないことを訊いて、答えてくれなくなるのって嫌でしょう。
そもそも、いらないことを訊くなよって話なんよね。
そういう試しをする人は、やっぱり”上”から相手にされない可能性が高い。
そういう人が神社に行ったら、”上”はスーッと帰るよ。
なんか凄くクサイのと違うかな?(笑)
試すっていうことを考えつくのは、どちらかというと頭の回転が速い傾向の人だけど、
それが良いことだと思ってるみたい。
「これを理解するためには、こんな情報やあんな情報もあったほうが判りやすいだろう」
と思って、いろんなことを”上”に訊くのよね。
他の人が判りやすいだろうと思って訊くみたいだけど、
それはお前が判るためじゃないやんか!って話だよね。
「代理で訊いたりとか、自分以外のことを訊いたらアカン!」って、よく言ってるよね。
それと同じような意味で、
「やたらうるさいヤツやな」っていうハンコを付けられるみたい。
なゆ:
そういう人って時々いますけど、本人は良かれと思ってやってて、
試してるっていう自覚が全然ないんですよね。
きさ:
そう。
うちのセミナーに来てた人でも、ちょっとその傾向がある人がいてね。
その人は、自分のところの質問じゃないことを質問してくる場合が多い。
でも、彼のおかげで他の人がより良く判るのか?っていう意味では、
役立ってないみたいよ。
彼の質問がなくても判る人は判るって!と思うねぇ(笑)
だから、いらない話やと思うw。
それでね、すごい音楽を聴いている時なんかに”上”が来てくれるんだけど、
ある日、ふと”上”がいないことに気が付いたわけ。
すると、その場に彼がいたのよね。
彼がいると、どうも”上”が来ないわけよ。
だから彼がいる時は、彼のパーソナリティを封印してから、
”上”に来てもらうようにするようになった。
なゆ:
そんなことできるんですか!?
きさ:
うん。”裏技”である。
なゆ:
封印してることは本人や他の人には言ってはないんですか?
きさ:
彼にその手の烙印が付いてる理由が判らないから、言わないね。
なゆ:
そういうハンコを押されちゃったら、その印はもう取れないんですか?
きさ:
いや、取れると思うけど。
なゆ:
試すようなことを訊いたりしなくなったら取れるんですかね?
きさ:
高次元的な意味での風呂に入らないとアカンと思う。
汚れてクサイから、”上”から見たら即判っちゃうんやろうな。
1回風呂に入ったら取れると思うけど、どうしたら入れるのかが判らない。
うちの話を長いこと聞いてくれてる人でも、試す人がいるよ。
例えば、封筒の中に質問が書いてあって、
「この中に書いてある仕事をしていいかどうか教えてよ」って訊くねん。
「何それ?当たるかどうかを試してるの?」っていう話やん。
「そんなことしたら二度と”上”は来ないで」って脅かすんだけど、
10年以上話を聞いてくれてる人が未だにそんなことするからね。
根本的に、その人はそもそも人の話を聞いてないのやろうと思う。
だからもう何を言っても本当に無駄やろうね。
(「試す人:3」に続く)