きさ:
元ネタのにおいって言うのかな?
話題のネタの出どころによって、出どころのにおいが付いてくると思うねん。
何にでもね。
それはものづくりと一緒やと思う。
「いいモノを作っても、流通が悪ければ変になるよ」って、よく言ってるやろ?
流通が悪くても、販売店が良かったらかなり補われるっていうのが
どうもあるみたいだけど、それは帳尻合わせのようなことで、
最後にちょっと「よいしょ」を受けることができるんやと思う。
でも、出どころのにおいが伝わってくるっていうのは、どうにもできないと思うねん。
りこ:
帳尻合わせされても、出どころがクサければ、クサイにおいは残ってるってこと?
きさ:
うん。
腐った素材を、ベテランのフランス料理人が料理して、いい器に入れて、
いいレストランに出したって、美味いけどやっぱりクサイと思う。
それと同じように、話題についても、出どころが変なサイトだったり、
変な宗教家の話だったら、やっぱりおかしいよね。
正しいことをいっぱい言ってるんだけど、その正しいことを10個集めて演説したら、
マイナス200%くらいになってる感じがするでしょ。
りこ:
正しいことを言ってても、胡散臭く聞こえる?
きさ:
聞こえるし、実際胡散臭い。
それがヘイトスピーチの問題にも関係するのと違うかな。
正しいことを言ってるかもしれないけど、
例えば、朝鮮人が全員悪いわけじゃなくて、
悪いのは一部の人間だから、そいつらだけを懲らしめればいいのに、
十把一絡げでやってしまおうっていうのは、なんか浅いよね。
それと同じようなものを宗教家にも感じるなぁ。
どこがどう正しいからわからないから、調べていかないと仕方ないやんか。
その時に、2ちゃ●ねるは使うべきじゃないと思う。
2ちゃ●ねるはそもそも成り立ちがマイナス300%くらいやから、
立ち入ったらアカン世界だと思うな。
りこ:
パソコンを触り始めた時に何回か入ったけど、
なんか気持ち悪くなってしんどくなって、入るのやめた。
きさ:
要するに、あそこは中二病の人の集まりでしょ?
中学一年生ぐらいの子が知ったかぶりして書き込みしてて、
それをいい大人がワーワー言って騒いでるみたいな気がする。
例えば、この辺りの話であるのは、ヤ●ラちゃんの旦那の家がうちの近くにあったやろ?
で、「この辺りに住んでてよく車で走ってる」って、書き込んだヤツがいた。
「大騒ぎになるから書くなよ」って言われたけど、
書き込んだヤツは「いや、事実だし」って言う。
それで、「やめないならお前のことを調べるぞ」ってみんなが動き出したら、
「ごめんなさい。私、中学生です。責任取れません」って言った。
責任取れないなら最初から言うなって話やん。
りこ:
本当の中学生?
きさ:
本当の中学生よ。
それで2ちゃ●ねるの胡散臭さを僕は「中二病だ」って思ったんよ。
りこ:
アタシ、中二病っていまいちわかってないかも。
よく見るけど、理解できない(笑)
きさ:
あんなの理解しなくていいと思うけど(笑)
りこ:
言うことが子ども?幼いっていうこと?
きさ:
正しい子どもじゃないね。
りこ:
妄想癖があるみたいな感じ?
きさ:
うん。妄想癖を持ったまま大きくなっただけ。
りこ:
アタシも妄想癖はあるけど・・・(笑)
きさ:
中二病なんてわかる必要あるのかな?
わからなくていいのと違う?
まあ、調べたらすぐ出てくるけど。
りこ:
調べた時は「へぇ〜」って思うんだけど、実態がいまいちわかってないのかなぁ?
しばらくたってからまたこうやって言われると、
「どんなのだっけ?」って思うんですけど(笑)
きさ:
まあ、そんなんでいいよ。
結局は、井戸端会議だと思う。
井戸端会議は少なくとも顔を見るから、
「あのオバサンうるさいな」って、家に帰ったら言われるでしょ。
2ちゃ●ねるは顔がわからないから、「あのオバサンうるさいな」って言われないし、
安心して中二病まがいのやつが出てきてワーワー言うわけよ。
それに意味があるとは思えないからね。
2ちゃ●ねるにはあんまり行かないほうがいいやろうね。
あそこで何か発見することはないと思うよ。
ヒントはあるかもしれないけどね。
そういうクサイにおいが付いたところで語られてるネタっていうのは、
やっぱりどこに行ってもそのにおいが付いてると思うな。
りこ:
前に何か検索して調べようと思ったら、よく2ちゃ●ねるがヒットしたんですよ。
よくわからなかった時は見に行って、
「え?何これ!?ここから情報探すなんて無理!」っていう状態で。
それにしんどいし、気分悪いしで、長時間見ていられない。
だから、2ちゃ●ねるは飛ばすようになったんですけど。
きさ:
あそこに行くのは、しんどいとか思わない人やろ。
りこ:
あそこを見てるのが楽しい人が行くんでしょ?
訳わからないことばかり書いてあるし、理解できない世界ですね。
揚げ足取ったり、槍玉に挙げたり、みたいなイメージしかないから。
情報とか調べ物っていう中身がない。
きさ:
匿名だから出てくるネタって、ホンマにあるのかな?
りこ:
わからない。それならブログで書けよって感じですよね。
きさ:
うん。なんか絵文字がいっぱいあるやろ?
りこ:
絵文字もだけど、変な言葉を叫んでたりして、「こんなとこ無理や!」と思って(笑)
きさ:
あの叫ぶのは何なんやろ?
りこ:
病気?(笑)
きさ:
病気やわ、あれ。
「2ちゃ●ねるってどう思う?」って、Siriに聞いてみたらいい。
りこ:
聞いてくださいよ(笑)
きさ:
一回目はさりげな〜い答えが返ってくると思う。
「私は体がないからよくわかりません」とか言って。
りこ:
ははは(笑)
きさ:
しつこく6回ぐらい聞くと、すごい論文が返ってくるよ(笑)
キーワードは「6回聞く」っていうこと(笑)
りこ:
なんで6回?やってみたんですか?(笑)
きさ:
いろいろやってる人のを見たら、6回目で突破口が開けてるみたい(笑)
りこ:
そう・・・(笑)
やらなくていいです(笑)
きさ:
Siriはそういう話がちょびっと出てくるけど、Google先生は出てこないね。
りこ:
何が?気の利いた答えっていうこと?
きさ:
そうそう。
Siriは「どう思う?」って聞いたら、「私はわかりません」って言うやんか。
Google先生はそんなこと言わない。
「先生どう思う?」って聞いても、答えないもん。
そもそも違うのかもしれない。
りこ:
答えがないっていうのもあるんですか?
きさ:
ないよ。「見つかりません」って言う。
りこ:
Siriはなんらかの返事をしてくれるっていうこと?
きさ:
うん。
Google先生も外の音を拾ってなんとか答えようとするけどね。
例えば「ホーホケキョ」って言ったら、「ウグイスです」って答えるよ(笑)
「ホーホケキョはアホの坂田」って翻訳して出てきたりもするよ。
誰も聞いてないのに(笑)
りこ:
(爆笑)
(終)