余計なお世話と不要な説明

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きさ:

「エネルギーの説明がわかりにくい」っていうメールが来てたけど、読んだ?

りこ:

『「エネルギーが高い」ということが、高下駄ではわかりにくいので、
Ge3ビギナーにもわかりやすいように説明を考えました』っていうメールですよね。

きさ:

彼が言いたいコトはわかるんやけど、その人ごとに説明を始めたら、キリがないと、
その人専用になってしまって、他の人への応用は出来ない。
いろいろな理解のされ方があったとしても、まずは基本の説明をして、
それが「ゲゲゲ用語」だっていう意味で、
そのまま理解してもらうコトが重要なんやろうなぁ。
もしも誤解があっても、他のメンバーが
「それちょっと意味違うよ」って言える訳やしね。

人によっては「高下駄と聞くと、まずタカビーで上から目線」って
理解する人もいるかもしれないし、
また「下駄は素足で履いたほうが良いのか?」なんて、
違う方向に行ってしまう人もいる訳やからね。
だから、他のメンバーからの指摘が大事になってくるよね。

そもそもGe3が石鹸を作ってるのも「親指、小指の話」やからね・・・

りこ:

「親指、小指の話」?

きさ:

人間であろうが、服であろうが、お茶碗であろうが、「汚れを落とす」って意味では、
「石鹸は一種類の石鹸でOK」って思って作ってみた。
そういや、僕が幼稚園の頃は、石鹸は一家に1個しかなかった。
それから、エメロン石鹸や、牛乳石鹸とかが出てきて、
ママレモンができて、今になったわけですよ。
今は、洗濯物ごとにあるし、ニオイをつけるための石鹸もあるし、
どんどん、どんどん、どんどん増えて・・・
メーカーがテキトーな名札を貼って、売ってる。
それを役所が一緒になって、既得権益の仕組みを作って、うまいことしてはる。
それを訳がわからない人達が応援するわけよ。
ホント、訳がわからないと思わない?

りこ:

うん(笑)

きさ:

本当はタグ付けで、一つの情報をいろいろ使えるのと同じなんやけど、
パッケージから全部変えて売る。
そういう売り方というか、それが石鹸のビジネスモデルなんやろうね。

りこ:

うん。量を売るにはそれしかないですもん。

きさ:

”上”的には、ほとんどの石鹸は必要のない石鹸って言ってるね。
今は200種類ぐらいの石鹸があるらしいけど、たぶん198種類はいらない石鹸だと思うよ。

りこ:

十分ですよ、1個で。

きさ:

だから、初めの話に戻るけど、親切心でわかりやすいように説明するのはアリやけど、
いらぬお節介になる可能性が多いかなぁ・・・と。
それよりも、メールをくれたHさんがわかったことが「良かったね」っていう方向やね。

りこ:

どういうこと?
いらん説明したらアカンっていうこと?

きさ:

うん。
Hさんがいろいろな方向からの説明を試してしてくれてるわけやけど、
「不要な説明は不要!」ってことやね。
それを改めて気付かせてくれたとの意味で、”上”的な貢献度は凄く大きいらしいよ。
今回このことがわかって、Hさん宛てに「慶祝」のメッセージが来たくらいやからね。^^;

りこ:

Hさんみたいに「いろいろ考えろ!」っていうこと?

きさ:

ちょっと違う。

りこ:

鵜呑みにするんじゃなくて、「どういうことやろう?」って自分で考えるっていうこと?
セミナーの時でも、座って「ふんふん、ふんふん」って聞いてるだけじゃなくて、
それを自分の情報に落とし込んで、噛み砕くというか、
その情報が応用できるかできないか、みたいな。

きさ:

映画の「シザーハンズ」って知ってる?
「”上”的な意味での示唆」は、あんな感じで、
情報をカチャカチャっと散髪するような意味なのかなぁ・・・
不要なことをバッサリ切り取って、
うぶ毛とか枝毛がない状態を示唆しているみたいやね。
鵜呑みにしがちな人は、多分、シザーハンドは持ってないよね(笑)

りこ:

自分のフィルターがないっていうこと?
「=整理してない」っていうことなのかな?

きさ:

整理そのものがわかっていないというのか、
整理と削除が混沌としているってコトなのかなぁ。
・・・(”上”に訊いている)・・・「オッカムの剃刀」だって。

りこ:

それって、何年か前にも言ってましたよね。

きさ:

「オッカムの剃刀」を使って、スーッと剃れって話みたい。
いらない毛は全部、丸坊主に剃ってしまえって!(笑)
そこに残ってきた1本の毛は「すごいゾ!」って言ってる。

りこ:

本質っていうこと?

きさ:

最低限、言葉を知ってるだけも「入門その1」やから、
「オッカムの剃刀」が何か判わからなかったとしても、
自分の道具箱に入れておけば、いつか幻が実体化するらしいよ。
ホンマかなぁ・・・ ^^;

りこ:

最近「えっ?この人何言ってるの?」と疑問に思うことが良くあるけど・・・

きさ:

いっぺん剃ってみたらいいかもね(笑)

りこ:

多分、何も残らないと思います(笑)

きさ:

あれ、ずんべらぼん(のっぺらぼう)になってしまった!って(笑)
目も口も鼻もない!って、なりかねないよね。

りこ:

うん。

きさ:

「オッカムの剃刀」っていうのは、いらないモノを削ぎ落とす刃物だとしたら、
「考えを邪魔するモノは、まず排除しろよ!」っていう意味があるのかもしれないね。
”上”から見ると、「そんなややこしいコト、そんな小さな頭で考えていたら、
しんどいわなぁ・・・考えなくてもいいでぇ。」ってことかもね。

それが、ずーっとアンタに言ってたような「裃(かみしも)」の話にも似てるね。
「裃」とか、また違うモノを着てるヤツも多いけどね。
「裃」脱いだら、楽になるよってことやね。
なんでしんどいかっていうと・・・
例えば、自分の脳内メモリが500キロしかなかったら、
その500キロ分を一生懸命使わないとアカンやろ?
それなのに「裃」まで着ているとしたら、残りは20バイトとかになるわけですよ。
そうしたら動けない、動けないから「ピーー」ってなる。

りこ:

なってた(苦笑)

きさ:

「ピーー」となったら、リセットする他ないよね。
でも、リセットしたら、作業中だった作業はなくなってしまう。
難儀なのは「ピーー」となるのを止めているタガが少し削れてしまうコトやね。^^;
せっかく考えていたことを忘れてしまうのと同時に、
少しづつ「ピーー」となりやすくなってしまうのよ。
どうやら、脳内にいろいろな考えの断片が残っていないと、
「ピーー」となりやすいみたい。
この話は、また、別の機会に話すけど・・・
集団が好きな人ほど「ピーー」となりやすいし、
「裃」を着てる人ほど「ピーー」となりやすい。
これは人種的にも「ピーー」となりやすい人種がいるみたいやねぇ(笑)

「気がついていない」に続く)

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