(「桃を逃すな!:2」の続き)
きさ:
準備ができたから桃が来るっていうのは、そういう繋がりはあると思う。
準備が整ってないのにそんなアイテムが来たって、
そのポジションについてないわけやから、振り回せないやん。
ゲームの例えで言えばな。
りこ:
あー、武器を使いきれないみたいな。
きさ:
鍵が来たって、ドアの前に行ってなかったら無理やん。
ドアに行くまでにでっかい鍵を引きずって、砂漠を歩くのかって話やんか。
それは無理やから。
たぶんストーリの中で、そういうことも交えて計画してんのやろ。
りこ:
でもね、ストーリーでいったら、途中で勝手にちっちゃい星人が入ってきたりとか、
その時にストーリーが変わってるじゃないですか。
それは何なんでしょ?
きさ:
知らない。ちっちゃい星人邪念。
りこ:
何それ(笑)
きさ:
邪魔やん。
りこ:
それは、邪魔が入ったけど、入ったモノが外れたら、
ストーリーが戻っていくっていうこと?
ちょっと本編より逸れてしまったけど、また戻るってこと?
きさ:
戻る。
りこ:
外れちゃったまま行っちゃう人はおる?
きさ:
多いね。
りこ:
ってことは、テーマは達成されない?
きさ:
当然。
りこ:
それか、その前に本質が外れちゃう!みたいな?
きさ:
本質が外れるってことは、基本的にめったにないことやねん。
りこ:
じゃあ、今回のはイレギュラーな収集?
きさ:
2500年が終わるから、たぶんイレギュラーが許されてるのやろ。
りこ:
緊急招集みたいな。
きさ:
うん。で、結局な、邪念を越して本質から外れるとか、
ストーリーから落ちるってのは、マイナスかなんかのエネルギーが発生するやんか。
マイナスのエネルギーが欲しくて欲しくて仕方ないヤツもいるから、
そいつらが邪魔をいっぱい持ってくるわけよ。
そういうふうにして、ゲームがおもしろくなってるのやろ。
邪魔するヤツは、あんたがストーリー上に置いたわけじゃないけど、
そもそも邪魔するヤツが常におる。
それを乗り越えていかないとあかんのやろうね。
りこ:
それは想定内っていうこと?
きさ:
うん。「たぶんこんなのがおるのと違うかな?」と思ってやってるのと違うかな。
きさ:
まあ、りこちゃんが今がモテ期っていうのは間違いないわ。
りこ:
いつまで?
きさ:
来年3月。
りこ:
まだ来る?もう来ない?(笑)
そんなに来るモンと違いますよね。
きさ:
初めてやろ?
りこ:
でも23か24のとき、やたら年下の男子が来たときがあったんですよ。
きさ:
それもモテ期や。
りこ:
モテ期って、年下の男子が来る?
きさ:
それはあんたの好みやろ(笑)
りこ:
えー、オヂさん好みですよ、アタシ。
きさ:
知りましぇ~ん。
・・・ああ、年下が来るっていうのは正しい感じかな。
りこ:
モテ期のとき?
あ、男の人はそれが普通やから、気づいてないってこと?
きさ:
普通ってどういう意味?
りこ:
男の人って、あんまり年上の女性を狙っていかないでしょ?
今でこそやけど、アタシの年代くらいまでは、
男子は大概若いお姉ちゃんが好きですもん(笑)
年上なんか全然眼中にないでしょ。
モテ期って、必然的に年下の子になるんやったら、男性の場合は気づかないですよね。
きさ:
そうやろ。たぶん。
りこ:
今回は下すぎるけど(笑)
きさ:
そうか、りこちゃんモテ期なのかぁ。
りこ:
玉の輿〜〜(笑)
(終)