りこ:
Ge3って、前からよく「『桃』は取らないとアカン!」って言ってますが、
最近特にそれを思い出すんですよね。
桃って、初期のセミナーで話していたことは、
自分のストーリーの中で、自分で決めて流してるモノで、
アタシの場合はマスタングとか、そんな感じだったでしょ?
きさ:
そう。
りこ:
ボクスターもそうですよね?
拾ってラッキー!ってなって、何かいい方向にいくモノのこと・・・
きさ:
役に立つモノとして、自分が自分のために用意したモノやな。
それが物であるかは全然わからないけどな。
りこ:
ああ、人だったりとか。
きさ:
宝くじだったりな。
わからないけど、用意してある。
で、「だいたい今年はいくつ桃が来るのかな?」って言ったら、「8個」とか出てくる。
りこ:
うん、数えてたときもあった。
きさ:
で、毎月1個出てくるわけじゃなくて、今年4個しかなかったら、
それが何ヶ月か経ってポンと出てきたり、1ヶ月のうちにババーッと出てきたりする。
どこに来るかも全然わからない。
お寺の大きな屋根みたいなところに、ボールを投げて取り合いするゲームがあるやんか。
あのように、どこから落ちてくるかわからない。
落ちてくるのはわかってるけど。
だから、よく取りこぼしがあるんやな。
まあ、取れたらラッキーやな、と。
で、「ラッキーなところに自分がいたほうがいいよね」っていう意味も含めて、
『桃』っていう言い方をしてるんだけどね。
だから、取ったほうがいいよ。
りこ:
でも、来るときってわかりますよね。
きさ:
桃が?
りこ:
うん。来るときっていうか、「あ、これ取っておかないと!」みたいな。
エネルギーが高いとわかるんですかね?
きさ:
エネルギーが高い人だったらわかるって意味?
りこ:
うん。
きさ:
いや、それはわからん。感度やろうな。
そろそろ落ちてくるっていう感じがあるのと違う?
りこ:
今思うと、過去に何個か取りそびれてるのがわかる。
「あれはそうだった」ってのが。
きさ:
りこちゃん、今年は取り損ねてないよ。
もう3つ取ってる。あと1つあるよ。
りこ:
3つ?!1個は人間?(苦笑)
きさ:
何かは知らん。
りこ:
じゃあ自覚がないまま取ってますね。
きさ:
うん。今年は4つあって、あと1つ残ってる。
りこ:
この時期にまだ?(笑)
きさ:
まだある。
りこ:
取ろ(笑)
きさ:
で、感度が鈍いヤツは、桃を常に流してるな。
りこ:
その感度っていうのは、例えば、
「いやいや、これありえないやん!」とか、一般常識みたいな・・・
きさ:
50歳になってるのに30歳の男を捕まえるっていうことがありえないやないか!
っていうこと?
りこ:
そういうのに囚われてると逃してしまうというのが、
感度が鈍いっていうことなのかと・・・
きさ:
まあ、感度が鈍いって中に、そういうのも含まれているとは思うな。
りこ:
ほら、友達と喋ってても、往々にして、例えば、
「アタシもう何歳やから」とか「いや、アタシ主婦やから」とか
「子どもがおるから」とかっていう、その括りにすごい縛られて、
自らその可能性を自分で狭めてるみたいな人が多いな、とは気づくんですけど。
きさ:
それがその人が楽やからそうしてるんやろうな。
でも、その楽な態勢であったら、たぶん桃を逃がすやろうな。
りこ:
ああ~、結構桃はチャレンジャーな・・・(笑)
きさ:
チャレンジャーやから桃があるっていう判断なのと違うかな。
りこ:
あぁぁ~。・・・何そこ笑ってるのっ!(笑)
あき:
(笑)
きさ:
囚われてるっていうのは、カクカクとしか曲がらないイソギンチャクみたいな感じ。
イソギンチャクを凍らせて、ヒゲを曲げたら、ポキッて折れそうやんか。
柔軟やからイソギンチャクやのに、なんかカクカクしてる。
りこ:
イソギンチャクって(笑)
あき:
でも、ほとんどそんなタイプの人じゃないですか?
りこ:
8割ぐらいかな?
きさ:
8割そう。
あき:
ほとんど変化を嫌う人たちじゃないですか。
きさ:
紙兎○○みたいな動きしかしないよ。
こうしてカクカク動くしかない(笑)
あき:
あとの2割は、「変化が嫌だな」って思いながら「仕方ないか」って思っていく人と、
ノリノリでいく人と(笑)
でも、ノリノリでいく人は、桃がないんですよね。
きさ:
頭が最初から桃やねんな。
りこ:
めでたい!みたいな(笑)
常に「祭り!」っていう。
きさ:
いや、そのほうが楽でいいやん。おもしろいし。
りこ:
いや、楽じゃないですよ。
険しい道のりですけど(笑)
前にも後ろにも道はないっていう・・・
きさ:
だからおもしろいやん。
直径50メーターのオーバルトラックを一生懸命スピード競争してるか、
山道走ってるかのどっちがおもしろいって話があるやん?
ブーーーンってトラック走ってるほうが安心な人もおるし、
山道を走るほうがおもしろいって人もおるし。
その代わり、バーッと行ってボンッと落ちるかもしれないけどな(笑)
だからなんやろうと思うけどな。
あき:
どっちにしても走ってるのよね。
きさ:
そう。
(「桃を逃すな!:2」に続く)