つる:
雷智3・エンジェルファー・武兎・昇氣・超結界の対象は、
マイナスエネルギーであり、マイナス情報ですよね。
雷智3が「フィルターして防ぐモノ」と、
エンジェルファー・武兎・昇氣・超結界の結界が「結界して防ぐモノ」は、
違うんですか?
きさ:
全然違うよ!
雷智3は、マイナス情報を防いで、
入ってくる情報(エネルギー)をより有効なエネルギーにしようという目的がある。
今までは、100入れたうち94%くらいエネルギーになってたとしたら、
今やもう、100入れても30%ちょっとにしかエネルギーにならないねん。
エネルギーの取得口の制限があるとして、必要に足るだけ、
3倍4倍の量を入れようとすると詰まってしまうやろ?
つる:
取水口とかご飯食べるときの口の大きさとかでよく例えてますよね。
きさ:
そう。僕の口は、なんぼ大きく開けてもこれだけしか開かないねん。
その直径を数倍にしたのと同じになるように、
フィルターでいらないモノを省いてから取り入れようっていうのが、
雷智3のはたらき。
つまり、身体に入るエネルギーを増やすには、それしか方法がないねん。
カスばっかり入れても足りないし、
本当に何倍もの量を入れたりしたら身体が燃えるしね。
つる:
食べ過ぎで・・・消化不良で下痢するようなもんですか。
きさ:
エネルギーが強すぎてね。
100Vしか入らない電気機器に500V入れるようなモン。
つる:
うわ!そら壊れますね。火噴きます。
きさ:
うん。無理やねん。
「500V入れたらよく動く」って、そら動くやろ。
つる:
動くけど、ホンマにすぐに壊れますよね。
きさ:
壊れる。
500Vくらいのエネルギーが必要となるのだったら、
実質500Vだけど問題なく入るっていうのが、雷智3。
つる:
ほぅ。壊れない。
きさ:
うん。だから、ゴミの分別の・・・選別ゴミのやり方をしてるねん。
きさ:
結界はというと、あんまり使いたくない言葉だけど、
地霊・・・霊団みたいなモンを防ぐ。
この防ぐモノは何かっていうと、一個一個だと単なるエネルギーでしかないけど、
集まると意識を持つモノのこと。
そいつらは徒党を組んでやってくる。
それが「黒いモン」やねん。
つる:
前に話してたやつとか、生きてる人に迷惑かけるやつですね。
きさ:
もちろん、マイナスエネルギーを持って活動している生物みたいなモノもいるよ。
まあ言ったら、お化けとかいうやつ。
そんなのを結界は防ぐよ。
つる:
お化け?妖怪?
きさ:
妖怪も。入って来れなくなるよ。
つる:
彼らは、マイナスエネルギーが私達にとってのプラスエネルギーみたいなもので、
違う方向のエネルギーを持った生きものですもんね。
きさ:
そうそう。
つる:
できたらそっと離れておいたほうがいいし、
できたら関わらないように、結界でそっと「入ってくるなよ」ってしたほうがいい?
きさ:
うん。
で、エネルギーが入ってくるのと、それらが入ってくるのは、ホンマに違う。
入ってくるねん。
つる:
エネルギーも入ってきますよね?
きさ:
エネルギーは流れ込んでくるだけやん。
つる:
流れ込んで・・・出ていく?
きさ:
出ていく。通過する。
ブルドーザーが入ってくるのと、ガソリンが流れていく、の差みたいな。
きさ:
今の例えでいうと、ブルドーザーが僕らにぶつかって来るねん。
つる:
このご時世にこの例えはどうかと思うんですが、
私達が家にいて、その家の庭園に小川があって、
そこをちょろちょろ水が流れて出ていくのと、
津波が来てどわ〜!って家ごと・・・みたいな差ですか?
それとも、量的な差ではない?
きさ:
言わんとすることはわかるけど、ちょっと違う。
入ってくるのは、ブルドーザーみたいなモンやねん。
塊で来る。意識がある。
つる:
ブルドーザーがしたいことがあるってこと?
きさ:
倒したいねん。
つる:
(苦笑)
きさ:
なぎ倒したいねん。
そういうふうに入ってくるモンを防ぐのが、結界よ。
つる:
それがエンジェルファーであり、武兎であり、昇氣であり、超結界。
きさ:
うん。
結界を張って、ブルドーザーが入ってくるのを防いでるけど、
その上のほうには高圧電線があって、エネルギーがずっと流れてるねん。
それは結界では止められないよ。
つる:
止められないんですか。
きさ:
防げないよ。
つる:
エネルギーは、流れるモノではあるけれど、
意思を持つモノではないってことですね。
水にしても、電気にしても。
きさ:
うん。
つる:
結界が効いて、防げるのは、さっき言ったような、
徒党を組んで固まってる何某かの意思を持っているモノ?
きさ:
意思を持とうとしているモノやね。
ある程度の量を超えた、粒々を超えたエネルギーっていうのかな。
つる:
粒々・・・(苦笑)
ひとつひとつ?
(「徒党を組んでやってくるもの」に続く)