つる:
雷智3がするフィルター効果は、
「減容」や「ゴミ箱」みたいなもんって言ってましたけど、
その話を聞かせてもらえますか?
きさ:
さっきTVで見てたんやけど、原発の「減容」の話をしてたんよ。
低濃度汚染水があって、それをタンクに入れて、
ちょっと焚いたら水が蒸発する、と。
これ、減容やねん。
つる:
そのかわり、濃縮されますよね。
きさ:
うん。
TVの問題は、タンカーに入れたいから、容量を減らしてるねん。
あの人たちは、容量を減らしたいから、減容してはるんやろ?
つる:
そうですね。
きさ:
Ge3が言ってる減容の話は、原発の話で言うと、
タンカーみたいに大きさが限られてるねん。
我々の持ってるゴミ箱というか、受け入れ口が。
つる:
我々がエネルギーを取り込むための受け入れ口?
きさ:
うん。取水口っていうの?
エネルギーないし情報を取り込むための「くち」。
それは時間あたりどれくらい取り込むか?っていうと、
一分あたり、100といったら100やねん。
つる:
「くち」の大きさなりの容量ですよね。
きさ:
うん。
それでその中に、一分あたり100だったら100のエネルギーか情報が入ってくるやん。
がーーーー!って入ってくるけど、
現在は僕にとってはいらないのが60くらいあるわけよ。
そうしたら、取り込んではメールみたいに捨てないとアカンわけ。
つる:
迷惑メールと必要なメールを振り分けるみたいに。
きさ:
そう。
それは、自動的にやってはくれるよ。
けど、僕の取水口の出入り口から入ってくる量は?っていったら、
一分間あたり実質40になっちゃう。
つる:
100ー60=40 ってことですか。
きさ:
みんなも実行値がそんなふうに小さくなってる。
つる:
迷惑メールみたいなのを退けたあとの実際取り入れているエネルギーの容量が小さい?
きさ:
うん。入れられる「くち」が100の分だけしかないから。
容量が100しかないのに、60ものゴミを取り入れるねん。
肝心の有用なエネルギーないしは情報だけ100入ってきてもらったほうがいいやんか。
それなら、外から「くち」に入ってくる時に、いるモノだけ通って、
いらないモノは通らないようにしてもらったらいいやろ?
選別したらいいわけ。
つる:
「くち」に入る前にね。
きさ:
うん。
つる:
そのほうが必要なモノだけ100取れますね。
きさ:
純度が高くなるよね。
分別ゴミするみたいな感じ。
つる:
減容の話をまとめると・・・
きさ:
例えば、ここにゴミ箱があります。
容量が限られています。
一分間に100個しか燃えません。
それは、僕のゴミ箱の能力やねん。
アンタのゴミ箱の能力もそんなモン。
100しかよく燃やさない。
つる:
ゴミ箱、且つ、焼却炉ですよね。
きさ:
そう。
それは、200のゴミが来ても処理できない。
でも、実際に来るゴミは、200も400もあるわけやん?
そんな中で、自分のゴミ箱を最大限にどうやって使う?
いらないモノは燃やさないことや。
水気の多いモノは弾くとか。
つる:
生ゴミは入れないとか?
きさ:
うん。アルミとか金属のゴミは入れるなって怒るわけ。
そうしたら、どんどん燃やすゴミが減ってくるよね。
分別して横に置いてあるゴミは「そんなの知らない」って無視していったらいい。
勝手に流れていくから。
つる:
エネルギーかつ情報だから(苦笑)
きさ:
僕らが処理しなくても、勝手にどっか流れていっちゃう。
そうやって分別していったら、僕らが処理しないとアカンのはどんどん減るやんか。
無駄な仕事をゴミ箱にさせずに済むから、
ゴミ箱の能力が必要なところに100使えるよっていう意味。
つる:
ゴミを選別して、燃やせるゴミだけにしたら、
もっとたくさんのゴミを燃やせますよってことですね。
(終)