「よいしょ」をすると

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つる:

きささんがよく「よいしょ」は大事って話してはりますよね。

きさ:

うん。「よいしょ」してちょ!

つる:

うはは(苦笑)
”上”と私達の間でも「よいしょ」は必要ですよね?
「よいしょ」した方が、何がいいんですか?

きさ:

エネルギーの循環が良くなるよ。
”上”も気分が良くなるし、受ける側の循環も良くなるよね。

つる:

感度が上がるみたいな?

きさ:

うん。エネルギーが上がると、感度が良くなるね。
例えば、普通のアンテナって、受信するために電気はいらないやろ?
電池とか電源がいるアンテナって滅多にないやろ?

つる:

そうですね。受信のためには必要ないことが多いですね。

きさ:

でも、給電式のアンテナっていうのがあるねん。
いろんな位相差を使ったりしてるやつとか、
感度を上げるために電気を使ってるのがある。
それと同じような意味で、「よいしょ」したら感度が上がるみたい。

つる:

つまり、給電式のアンテナだと、より沢山の情報を拾えるようになる。
ただのアンテナより、エネルギーを使ったアンテナの方が感度が上がる。
「よいしょ」をすると、エネルギーの循環が良くなるから。

きさ:

そう。小さい電波でも受信できるようになるみたいにね。
少なくともAudioの場合は、そういうことがあり得るからね。
それと似たような仕組みがあるやろうから、エネルギーがあれば、
より細かい信号が受け取れるようになると思う。
それって、頭もちゃんと回ってるよね。

つる:

エネルギーがあると、邪魔されずに頭が回る?
まるで、武兎を持って頭が回るようになるみたいな感じですね。

きさ:

そう。

つる:

BBSで、カーシモン(販売終了)で車を洗うと車がご機嫌になるっていう話題で、
きささんが返事してらしたこと・・・

機械や道具にはヨイショが効く。 2012/02/29 きさ@Ge3
>どうりで、なんか最近特にエンジンが軽いって言うか・・・
>(気持ちがいいと体も軽いみたいな気分なんだけど)
>変化を感じてました。
これはクルマに限った話ではなくて、全般に言えることみたいです。
整理整頓が苦手な僕が言うのも妙ですが、これには何かありますね。
最近言い始めた「よいしょGe3値」の様なモノですかね?

 つる:

この話の機械や道具に「よいしょ」が効くっていうのは、
人対車、人対道具に限った話じゃないですよね?

きさ:

そうやね。ペットが期待する「褒められる」っていうのがあるよね。
「よいしょ」っていうのは、そういう意味もないとは言えないけど、
それよりも機械や道具にとっての「やりがい」だと思う。

つる:

「生きがい」とか「仕事のしがい」みたいな?

きさ:

うん。大切にされてるって感じる。
意義みたいなものを感じるんじゃないかな?
それって、料理を作る時でも一緒。
「おいしい」ともなんとも言わずにぶっすぅーとした顔で食べてるおっさんに
料理を作るお母さんは、作りがいがないやろ?

つる:

存在意義みたいな?
そこまで行かないですかね?

きさ:

存在意義に並んでるものやね。
方向性は一緒だと思う。
お母さんや調理人が「作りがいがない」っていう状態があるやんか。
それは食べる側が想像できないのかな?と思うね。
それって無茶苦茶損やで。
作る人も影響受けるし、食べる側も影響受ける。

よくTVとかで、怒りまくってる料理人いるやろ?
あんなとこ、店に入るだけでまずいよ。
食材もまずいし、他の調理人も萎縮しちゃってまずいし・・・
「くそぉ!」って思いながら作ってるご飯を美味しいと思う奴はバカタレやで。

つる:

(苦笑)

きさ:

さっきのBBSの件は、それと同じ様なことが車にも起こってるっていう話やね。
だから、僕が言う「よいしょ」っていうのは、
「応援する」とかいう言葉とはまたちょっと別の意味で使ってる。

つる:

その辺けっこう混同されていると思います。
「誉める」「褒める」「応援する」「持ち上げる」とか・・・
ある意味それを含んだりもするんですけど、
その奥にあるのが「いい仕事をした時に評価すること」であったり・・・

きさ:

同じ「褒める」でも違うやろ?

つる:

同じような・・・ちょっと違うかも・・・っていう感じですけど、
「仕事で評価がほしい」っていうのと似てますかね。
仕事をして、その仕事がどうだったか知りたい。
もし「もう少しこうしてほしい」というレンスポンスを貰えたなら、
次に活かすことができますし、いい仕事をした時は、
その結果がどんなふうに受け取られたか、レスポンスを貰えたら嬉しい。
次も頑張ろうって意欲が湧くし、仕事のしがいがあるなぁって。

きさ:

うん。
「よいしょ」を「褒める」と混同してる人が多いと思うけど、
祭りの「わっしょい」ってあるやんか。
あれはまさに「よいしょ」やねん。
「わっしょい」してる人は、誰も褒めてるなんて思ってないと思うよ。
それによって何かが返ってくるとも思ってないし。
だから、まさに「よいしょ」は祭りの「わっしょい」やね。

つる:

楽しかったら「楽しい!」とか、いい音を聴けたら「嬉しい!」とか、
「わっしょい」したほうが良いよっていう話ですよね。

きさ:

でないと、いいモンは知らないうちになくなってしまうよ。
もちろんGe3も(苦笑)

つる:

それって、お母さんの料理と同じですよね。
毎日美味しいのを作ってもらうのを当然だと思ってると、
作りがいがなくなっちゃって、丁寧に作る気もなくなっちゃう。
例え丁寧に作ってても、「楽しいな、嬉しいな、喜ばせてあげたいな」
っていうのはなくなっちゃうから、結果として美味しくなくなっちゃう・・・

きさ:

「よいしょ」が必要やねん。
それは全員に対してあると思う。

つる:

全員?

きさ:

漁師さんに対しても、農家さんに対しても、
調理人に対しても、お母ちゃんにも、み〜んなに。
それを分かってないお父ちゃんは・・・*******(放送禁止)、と。

つる:

(苦笑)
甲斐がないと、やる気がなくなっちゃいますもんね・・・

「考えることが『よいしょ』」に続く)

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