ヤンキー気質

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■方程式を利用している人は20%!

きさ:

ヤンキーの気質ってあるでしょ。
あれって何なのやろ?と思って、調べた。
それでわかったのは、お利口さんGe3値と関係があるみたい。

どう関係があるのかっていうと、ヤンキー気質の人たちは、
何か自分の前に出てきたものについて、一応考えてみるんやけど、
あるところでプツッとやめてしまう。
飽きるんやね!?
そして感情に入っていく。

「気分が悪い」とか、「説明ができない」とか、
そして「気分害された!」って怒りだす。
「気分ってなに?」っていう話なんやけどね。
聞いてる側は、特にしつこく聞いてるつもりはないんやけど、
あるところで我慢ができなくなるんやろなぁ〜、そして怒り出す。
ヤンキー気質の人って、そういうパターンにならないかな?

それって何なのかな?って考えてたんだけど・・・
方程式ってあるよね。
XとYで置き換えるアレ!

あれって、ヤンキー気質かどうかを見極めるポイントなのかもしれない。
方程式が理解できる・できないの閾値っていうのがあって、その値は113pくらいやね。
まず、教える側は、この閾値の存在を理解しておかないと駄目だと思う。

xとyなんて、鶴亀算やと思うんやけどね。
鶴亀算がわかるのだったらxとyもわかるけど、方程式になるとわからなくなるみたい。
鶴をxで亀をyにするだけなのに、わからなくなるみたい。
それで、この辺に閾値があると思う訳。

だいたい説明の仕方が悪い人が、このことを説明しようとしていると思う。
説明されても概念がわからない人に対しても
「これをxに置き換えて、こっちをyに置き換えて、当てはめたら式にできる」
なんて説明しかできない。

わからない側は、そう教科書に書いてあるし、図を見てもそうなってるから、
「あぁ、そうなんやろう」って思うしかない。
理解出来ていないのにそう思うしかない訳。
練習問題を解けても、現実の世界を方程式に当てはめることは無理ですよ。
理解できていないから、出来る筈ない。

方程式の概念は実社会で役立つ知識の一つだと思うけど、
この辺りで「ヤンキー気質」が決定されて、頑強に仕上がってしまうのです。
中学生で習う方程式を理解できている人の割合は、日本では20%だそうです。
<( ̄□ ̄;)>

方程式を使わないで現実世界での色々な問題を処理している人が
80%もいる社会を想像してみてください。
そら無駄も出る訳だし、ワケワカメなことも起こるし、
ヤンキー気質な人も多くなる訳です。

これからは生産性が問題なんて呑気なことを言ってる場合じゃないのです。

 

■教える側の責任と結果

きさ:

教える側は、中等教育の目的をこの様な意味での社会の成り立ちと生産性に
密接に関係している問題だと認識してるのかな?
していないのと違うかな?

だから99なども覚えないままで進級したらアカンのですw。

確かに、どうしても理解できない人もいるけど、
理解できないのは、お利口さんGe3値が80p以下らしいです。
人口の5%程ですね。
つまり殆どの人は理解出来る訳で、それは教え方次第です。
徹底的に理解の進む教え方を研究することが重要と思うけど、それがねぇ・・・

上手な人の説明を受けると、大概の人は二次方程式くらいまではわかるみたいで、
そうすると、現実世界での応用が出来るようになる。

ヤンキー気質かどうかを確認するには、方程式を解かせてみることやな。

なゆ:

そんな確認方法があったなんて(笑)

きさ:

もうブチギレるで(笑)

お利口さんGe3値が124pを超える人は、
六次方程式くらいすぐ理解できるのと違うかな?
僕らからしたら理解できない世界やんねぇ〜
六次方程式を平気で理解してる人たちには、
僕らがなんで悩んでるのかわからないと思う。

お利口さんGe3値が126pくらいの人が、
方程式がわからない人と一緒に勉強するのは、苦痛でしかないよ。
「よく学校に行っていられるなぁ・・・」と思うな。
でも、学力別でクラス分けしたら、「差別や!」ってことになってくる。
それが今の世の中のどうしようもない世界なのと違うかな?

なゆ:

本当はクラス分けした方が全員にとっていいでしょうにね。

きさ:

うん。
「かっこ悪い」とか何かマイナスの汚点に結び付けられるから、
勉強ができないことを隠すのと違うかな?
他に優れたところがあるのだから、逆にそれは得だって思ったら、
世の中だいぶ変わると思うけど。

なゆ:

そんな風に捉える世の中にこれからなっていくんですかね?

きさ:

ならないと生き残れないやろうね。

 

■得意なことを見つける!

きさ:

例えば、ドイツやフランスは、
高校くらいで進学コースと職人さんコースにはっきり分かれるらしいよ。
大工とか、パン屋とか、ソーセージを作る職人さんになるコースがあって、
そのコースに行く人が6割くらいいるみたい。

日本は、昔は高校に入る時にそういうのがあったんやろうと思うけど、
今は大学に入ってもない。
多くの人は、自分が何が得意なのかわかってなくて、大学生になってもまだ悩んでる。

20歳くらいまで自分の得意分野がわかってない人たちが圧倒的に多い日本と、
15歳でわかってるドイツやフランスって、どっちが強いのかな?

なゆ:

う〜ん・・・
私も自分のしたいこととかよくわからないまま大学に通ってましたけど、
ずっと通い続けてたら、自分がどう生きたいのかわからないまま
適当に就職したりしてたんだろうなって思います。
そうやって生きていたら鬱になってたかもしれないって、自分で思いますね。

きさ:

鬱になりやすい人ってね、考える頭を持ってると思う。
いらないことまで考えてしまうからね。
まあ、適度に考えるのは絶対必要だから、いらないことじゃないけど、
病気になったら困るよね。

僕も偉そうなこと言ってるけど、やっぱりそのクチだったからね。
建築の学校に行ってたけど、何をしに行ってたのかよくわかってなかったもん。
本当は映画の仕事をしたかったけど、「映画なんか儲からない」って親に言われて、
それなら潰しが効く建築がいいのかなと思って、願書を出す時に選択しただけ。
それで建築コースに行ったけど、何をするかやっぱりわからなかった。
映画監督になった友達なんか見たら、やっぱり羨ましかったもん。

なゆ:

自分のしたいことがわかってるって、強みになりますよね。

きさ:

したいことがわかってるのはすごくいいことだけど、
わかってなくても探すような姿勢を持ってることが大事なのと違うかな?
今って、レールの上をずっと走って行くのが良しみたいになってて、
やりたいことを探したらアカンみたいな状態になってるやろ?

僕の考え方がだいぶ変なのかもしれないけど、
なんで大学に行ってまで会社に入るの?と僕は思ってる。
やりたいことがあるから大学に行くのと違うの?
なんで就職活動で学校の授業に出ないの?
なんで学校はそれを認めるの?と僕は思ってるわけよ。
就活してるからゼミに出なくてもいいなんて、ありえない!
結局、大学の制度も、大企業に就職するルーチンの中に入ってるのやろうな。

でも、僕みたいなことを思ってる人は少ないのかもしれない。

なゆ:

私の友達で、やりたいことはわからないし、なりたいものもないから、
就活にどうしても身が入らなくて、結局就活をたいしてやらなかった子がいましたよ。
内定をもらって就活が終わっていても、
「これで良かったのかな・・・」って言ってる子もいましたし。

きさ:

今のシステムだったら、普通はそうなると思う。
それに疑問を持たない人しか生きていられないやろ。
そんなのどうかと思うけどな。

そういうのを日本の役人たちは作りたかったんやろうね。
それが理想だとは考えてないと思うけど、
そのほうが圧倒的多数の人が標準的な枠に入って、
幸せになると思ったのと違うのかな?
でもそんな単純じゃないよって話よね。

(終)

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