（「お金に乗るモノ：１」の続き）
つる：
お金のエネルギーにマイナスが乗ってないほうがいい、
何故なら他のお金も連れて出ていくから。
という話は前回しましたが、
マイナスが乗ってないお金を使うと、いいことはありますか？
きさ：
ご飯を食べに行っても、レストランの味は・・・変わらないね。
映画館に行っても、楽しさは・・・変わらないな。同じ。
つる：
Ge3が毎年「貴方の今年の財布の色」って、調べますよね。
お金が入って来やすくなる財布の色を。
「入りが良くなる」「集まる」ということはないんですか？
「より廻りが良くなる」とか・・・
きさ：
なんかね、「五感で感じることがある」って”上”は言うけど、何やろな？
それで石油を買ってストーブつけても、
いつも以上に暖かくなるわけじゃないし・・・
つる：
満足感が違うとか・・・？
きさ：
・・・んっ？「満足感が違う」！？
・・・うん、満足感が違うわ。
つる：
ということは、ストレス発散で映画や買い物やご飯を食べに行ったときに、
そのお金を使うと、もんのすご〜〜〜〜っくストレス発散ができるとか？
きさ：
うん。
つる：
あっ、そういう・・・（苦笑）
きさ：
それから、神社のお布施にも効く。
神社の神さんが、お布施のお金のマイナスの汚れを取らないで済むから。
つる：
神社にお布施って、なにかお願い事をするわけですよね。
何かお願いする時に払うお金に、
マイナスがついてないキレイなお金を払うとよく効く、と。
きさ：
うん。
つる：
そういう見えないエネルギーの廻りがよくなるんですかね？
きさ：
違う。”上”の神さんがエネルギーを使いやすくなるんやろ。
それは、お布施でも、献上するモノでも一緒。
汚い「体（たい）」と、浄化した「体（たい）」だったら、
浄化した「体（たい）」のほうがよく効くねん。
つる：
そりゃ、キレイなほうが嬉しいですもんね（笑）
ああ、だから禊ぎとか手水とかするのかな。
きさ：
キレイなほうが”上”は喜びやすいし、人間も喜びやすいわな。
例えば、そのお金でおみやげを買ったとして、それを誰かに渡すと喜ぶよ。
なんでかわからんけどね。
つる：
なんでかわかんないですね！（笑）
きさ：
おみやげとか、お礼とか、お年玉とか・・・
つる：
普通に喜ぶモノが、もっと喜ぶ。
きさ：
うん。
つる：
最近、現金をやりとりするよりも、
振り込んだりする方が多かったりするじゃないですか。
買い物するにしても。
お金を浄化してキレイにしても、
キレイなお金そのものは相手のところまで届かない・・・
きさ：
どうやって効かすかやな。
つる：
雷智３・弐財布の中に入れて浄化した1万円札をATMに振り込んで・・・
ああ、でも、銀行の中に入れちゃうとだめなんですよね。
浄化したお金自体が相手のところに届かないと効果ないですもんね。
きさ：
うん。バーチャルのお金は無理やね。
つる：
バーチャルのお金にもマイナスとか乗りますよね？
お金っていうエネルギーが形を変えてるだけですもんね。
きさ：
うん。
つる：
お金の廻りって、バーチャルのお金じゃなくて、
現金を動かしたほうがいいとかあるんですか？
よく「現ナマを動かした方がいい」とか聞きますけど。
きさ：
ない。
つる：
お金の話は、なんかもっと、今言ったこと以上の効果がありそうなんですけどねぇ。
ン〜・・・影響力が大きいとか？
きさ：
例えば「塾の月謝にキレイなお金を払ったら、よく勉強できる」とかは・・・ない。
「医者の治療費をキレイなお金で払ったら、よく治る」は・・・ない。
「マッサージの支払いにキレイなお金で払ったら、よく疲れが取れる」は・・・ない。
つる：
なんででしょうね・・・
きさ：
だから、対価としての支払いには効果がないわけ。
つる：
ああ、じゃあ、お礼とか感謝とかが、キレイなお金だとよく伝わる。
きさ：
うん。
つる：
その気持ちが、既にお金に乗ってるマイナスに邪魔されずに、きちんと乗るのかな？
きさ：
そうやろうね。
だから、お金の使い道としては、2種類ある。
何かと交換するのと、お礼。
お礼は、何かと交換するためのものじゃない。
お礼を何かと交換するためと思ってたら、効果がない。
つる：
神社のお布施は、交換じゃないんですね。
きさ：
うん。払わなくてもやってくれることもあるからね。
だから、根本的にお金の使い方を考えるべきなのかもしれないね。
つる：
シモン石けんで話してた「ものづくりの文明論」の
根っこのほうの話に繋がってきますね。
きさ：
それがここ400年くらい狂ってきたんやろうな。
対価でしかなくなっちゃってる。
つる：
お金という共同幻想にみんな陥っちゃってて、
本来やりとりされる「もの」「きもち」から、
お金が乖離しちゃってる感じがありますもんね。
きさ：
そのへん、よく考えたほうがいい問題だと思う。
（終）