電脳空間の世界

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「プライバシー妄想」の続き)

きさ:

1000年たったら、たぶん魔法の世界やで。

あき:

地球があるかどうかわからない(笑)

きさ:

いや、ある。
心配なくある(笑)

あき:

まだありますか(笑)
1000年後もこの文明はまだ続いてる?

きさ:

我々の文明は3000年は続くやろうね。

あき:

結構長いこと続くんですね。
これから3000年じゃなくて、これまでも含めて3000年ですか?

きさ:

これから先。
今、天と地の時代が2500年周期で入れ替わってるやん。
天の2500年が終わって、次は地の2500年が始まるから、
残りがだいたい3000年ある。
その3000年で何をするかというと、どこかに行くみたい。

あき:

どこかに行くって、何が?

きさ:

我々地球人が、違うところに行く。

あき:

地球じゃないところに?

きさ:

うん。
でも、地球人全員が一つの飛行機に乗ってどこかに行くっていうことはないみたい。

あき:

地球人は物質じゃないかもしれないですね。

きさ:

うん。もうその頃にはね。
情報として乗って行くだけと違う?
そもそも情報として生きながらえてるんだったら、地球はいらない。
電脳空間さえあったらいい。
それなら、サテライトの人工衛星をどこかに突っかけておいたら生きられるでしょ。
そんなふうになるのと違う?

あき:

体いらないですよね。

きさ:

いらないと思うよ。
味気ないと思うかもしれないけど。

あき:

味気ないって思う人は、体を持ってるんじゃないですか?

きさ:

そんなコストかかることするかな?
そんなこと社会が許すかな?

あき:

物質に愛着がある人はあると思うんですけど。

きさ:

大金持ちはそうかもしれない。
卵子から発生して大人になるまで時間がかかって、
その間に食物やエネルギーがいるやん。
大きくなるまでに地球の何%かのエネルギーを使うわけで、
膨大なエネルギーがいるわけ。
「一人が生まれて老人になって死ぬまでにこれだけかかる」
っていう資産勘定が出た時に・・・

あき:

牛何頭、豚何頭・・・(笑)

きさ:

電脳空間でボーっとしてるんだったら、そんなのいらないからね。
「LED1個分を一時間光らせる電力で一人一生分いける」って、
その差を言われたら「はい」って言うしかないやん(笑)

あき:

ものすごい寿命ですよね。
体を持つ人が80年生きるとしたら、電脳空間にいる人は何百倍ですよね。

きさ:

肉体を持って肉を食べて生きるっていうのは、
ものすごく贅沢な世界になる可能性があるよね。
この話は妄想か想像力の世界かわからないけど、僕は想像力だと思いたい(笑)

あき:

これは想像力だと思います(笑)
妄想じゃないと思いますよ。
まあ、今もたぶんその線にいるでしょ。

きさ:

たぶんその世界になるんやろう。

あき:

電脳空間の人たちは、何をエネルギーにしてるの?

きさ:

何をエネルギーって?

あき:

その人らが生き続けるエネルギーは、どこから取るのかなって。

きさ:

やはり太陽でしょう。太陽電池で十分。
そういうことを想像できるとして、
たかだか3000年たったら我々もそうなるんやろうって考えたら、
宇宙人はUFOに乗って来ると思う?
そんなもったいないことする?

あき:

移動するエネルギーがもったいないですもんね。

きさ:

無駄やん。
数万年前に彼らが来て、見張り用の人工衛星を置いたっていう可能性はあるよ。
でも、血と肉を持った宇宙人が本当に円盤に乗ってやってくるなんてことは、
やっぱりありえないわ。

あき:

ものすごくコストが悪いですよね。

きさ:

うん。危険だしね。

あき:

何のメリットがあるのか?って感じですよね。

きさ:

うん。
未来人が来てるとかよく言ってるけど、未来人も一緒でしょ。
よっぽど好き者でないと来ないよ。

あき:

好きなんじゃないですか?(笑)

きさ:

好きなのかな?(笑)

あき:

めっちゃオタクなんじゃないですか?(笑)

きさ:

「神戸肉美味い!」とか言って来るのかな?(笑)

あき:

「こんな味だったんや!」って(笑)

きさ:

「震えるわ〜!」とか言って震えてるねん(笑)

あき:

(笑)

きさ:

たぶんその方向に世の中は進むんやろう。

(終)

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