ソウルメイトとストーリー:2

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「ソウルメイトとストーリー:1」の続き)

きさ:

関連の話としては、一回の人生で多い人なら大体10人ぐらいソウルメイトがいるね。
10人以上の人もいるかもしないけど、僕はまだ出会ったことがない。

どういう意味かっていうと、10人にソウルメイトの仕事を頼まないと
物事がうまく進まない人生っていうことは、ものすごい波乱万丈な人生なわけ。
でも、そんなに波乱万丈なことって続かないし、滅多にないやろうと思うけどね。

ソウルメイトの数が、8人、9人、10人ぐらいある人に、
僕たちは「今生は大変やねぇ・・・」ってよく言ってる。
ソウルメイトの数で、「大変な人生やね、すごく波乱万丈でしょ」っていうことが、
逆に想像できるわけ。
ソウルメイトは「たくさん約束を果たすために生まれてきてる」っていう判断だよね。

それに反して、今生ではソウルメイトが少ない人、いない人もおるし、
1人か2人くらいっていう人もおる。
それは、そんなに大したことを約束してもらわなくても大丈夫な人生ってこと。

なゆ:

楽な人生って感じですか?

きさ:

そう。だから、そういう人生を「平和やね」って言う。
平和な人生って、例えば、南の島の孤島に家族だけで住んでる人生とか。
もう限りなく平和やろ?
ソウルメイトもいらない。
それを「休憩」って我々は呼んでるんやけどね。

なゆ:

今回は休憩ですよ、平穏な人生で生まれてきてますよっていう。

きさ:

それで、休憩が二回ぐらい続くと、波乱万丈が一回ぐらいあるね。
また休憩がもう一回入って、次に大波乱万丈があるっていうような、
そういう繰り返しがあるみたい。

なゆ:

へぇ〜。まさに人生山あり谷ありですね。

きさ:

パッと出会った人とソウルメイトの話になった時に、
「アンタは今回一人やね」ってわかると、「平和やね」って言う。
別に「平和でピンボケ」っていう意味じゃないよ。
「今回は休憩やね」っていう意味やからね。

これがソウルメイトについて、大抵よくする説明やね。
でも、ソウルメイトについてこんな話をしてる人は、僕は見たことがないね。

なゆ:

きささんの他にこういう話をしてる人ですか?

きさ:

うん。僕は、完全に”上”に訊いて、調べてわかってきた話やから、
オリジナルと言えばオリジナルの話なんやけど、なゆちゃんは他に聞いたことある?

なゆ:

いや、ないです。

きさ:

ソウルメイトの話をしてる人がたくさんいるのは知ってるけど、
これだけ具体的に数まで言ってる人はあまり知らないし、
この話とはかなり外れてると思うね。

きさ:

問題はね、霊能者とか、自称霊能者っていう人がいるやろ?
その人達に会うとね、例えば「誰に繋がってるのかな?」と、僕としては思うわけ。
「”上”のどの担当者とあなたは繋がってるの?」って聞きたい。
「その情報は一体どこから来てるの?」って、
情報元を確認しないと定かじゃないやろ?
でも、それに答えられる霊能者は、ほとんど会ったことがない。

なゆ:

ほとんどの人はただの「自称」の霊能者?

きさ:

聞こえるのやろうね。
その人達は、どうして聞こえるのかもわからないし、
誰が教えてくれるのかも調べてないよね。
でも、何か聞こえるのは本当なんやろうな。
100%完全に嘘で作った話をしてる詐欺師みたいな人は少ないと思う。
でも、得体の知れないところからの話として聞こえるんやと思う。

問題は、それが「得体の知れないところの話」っていう自覚がないこと。
通りすがりの幽霊から聞いてる可能性もあるやろ?
それが僕は怖い。

なゆ:

その人にとっては、実際に聞こえてるから嘘をついてるわけではないけど、
その聞こえてることが定かな情報じゃない可能性があるっていうことですよね?

きさ:

そう。それは一般的な占い師についても同じようなことが言えるね。
未来のこととかいろんなことが、本当に見えるかもしれないけど、
ソウルメイトが物凄くややこしいことを相談したうえで出てきていて、
それも命がけで出てきてるなんてことは、たぶんわかってないやろ。
その人達は、数百年の綿密な計画に基づいた人生を、
一言の占いでひっくり返す可能性があるということ。
でも、その責任を占い師は取らないよね。

なゆ:

絶対にやってはいけないことを無自覚にしてしまう・・・
考えただけで恐ろしすぎます・・・

きさ:

そういうことを知った上で占いをしてる人には、僕はほとんど会ったことがない。
本当にそういうことをわかって喋ってる人はいるけど、
90%以上は「何かわからないけど、聞こえるから言ってる」っていう人達やね。
人の未来を「わかるから言ってる」っていうすごく安易な考えで喋ってる。
もの凄い人生をかけた人が、数十人関わって、
そのために生まれ変わって・・・っていろんなことをしているのに、
一言ポロッと言ったことで失敗する可能性があるっていうことは気がつかないみたい。

さっきの話だって、佐々木小次郎が
「巌流島に果たし合いしに行くんだけど・・・」ってどこかの占い師に聞きに行って、
占い師から「あんた殺されまっせ!」って言われて、行かなかったらどうする?(笑)

なゆ:

台無しですよね(笑)

きさ:

台無し!ホンマに(笑)
ひどい話でしょ?

なゆ:

そういうことをしちゃう人が、すごくたくさんいるってことですよね。

きさ:

普通にいるよ。
でも、安心していいのは、ソウルメイトの円卓会議って、
そういうことも踏まえての会議だからね。
当然、こんな時にこんな変なのが邪魔しに来るからどうするか
っていうこともわかってると思うな。
だけど、邪魔される可能性がわかってるんだったら、
邪魔されるところには近づかないほうがいいよね。

でもね、こういうコトがわかっているものすごい占い師もいるよ。
その占い師は、どこに繋がってて、誰からこの情報をもらってるか、
ちゃんと知ってるよね。

(終)

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